セレスト Celeste

Celeste

シノニム: シノニム: DFIC 80, AA001, Belleclare #2, Blue Celeste, Celeste Violette, Celestial, Celestine, Conant, Creech, Egyptian Pharaoh, Gray Midsummer’s Day, Honey, Improved Blue Celeste, Little Brown, Little Brown Sugar, Malta, Small Brown, Tennessee Mountain, Violette, Heritage Celeste, Regular Celeste, Creech Family Sugar Fig
秋果専用品種
果実の大きさ:15~25g
果皮:赤紫色~紫褐色
果肉:ピンク~赤色
Family:Celeste Family(セレストの仲間)
耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道南部~沖縄より北)
原産国:小アジア(現在のトルコ)?

18世紀にフランスに持ち込まれ、19世紀にアメリカに渡り、日本では、明治時代に導入されたとされています。秋果専用品種のミニイチジクとして広く栽培されています。

特徴・味・耐寒性

  • 果実は、15~25gと極小の一口サイズで、果皮は赤紫色~紫褐色で、果肉はピンク~赤色です。
  • 味は、糖度18度と高く、ねっとりとした濃厚な食感でとても美味しいです。
  • 耐寒性:強 耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道南部~沖縄より北)
  • 耐寒性もあり、雨・湿気・害虫に強く、豊産生のため家庭菜園には特におすすめです!
  • 生食はもちろん、甘さを活かしてケーキなどにも利用できるほか、ドライイチジクにも向きます。

LSUイチジク育種プログラムで新品種の開発に高く貢献!

Louisiana State University(ルイジアナ州立大学)で、Ed O’Rourk(エド・オルーク)博士によって、南部の気候向けに適した品種の開発のため、南部のイチジクの女王であったセレステが母木として新品種の開発に使われました。

Ed O’RourkeがLSU の園芸部門に果物育種家として入社した 1950 年代半ばに始まりました。プログラムは60年代半ばに終了しました。

LSUの品種には公式なものと非公式な品種があります。公式なものは6品種になります。

その他、非公式なもの20品種が誕生しています!

Fig Boss湿気の多い気候に向いているCeleste

現存するイチジクの中で最も湿気の多い気候に強いイチジクのひとつであることは間違いありません。涙滴の形をしているため、水をはじきやすく、割れることはほとんどありません。防水ジャケットのように機能する皮を持ち、通常は発酵や腐敗を避けるのに十分な高いブリックス含有量を持っています。これらはすべて、湿気の多い気候で栽培されるイチジク品種にとって優れた特性です。

セレスト 海外の情報

ふっくらとした小~中サイズの果実。きつく閉じた目。薄紫から紫褐色の美しい肌。甘くてしっかりとしたジューシーな白い果肉は腐敗しにくいです。生でも乾燥でも絶品です。フレッシュだとピリッとした後味。小さな木。

果実は小さく(それぞれ10〜15グラム)、紫から茶色で、果肉は明るいイチゴ色のものです。生、缶詰、保存品として品質が非常に優れています。果実は熟すと垂れ下がり、目が閉じます。これにより、裂けたり酸っぱくなったりしにくくなります。果実は細い茎と先細りの首を持っています。葉は通常 3 裂していますが、3 ~ 5 裂する場合もあります。この品種は濃い色のプリザーブドを作り、特産品として加工されます。また、生鮮品や加工品として家庭用果樹園でも使用できる優れた品種です。

セレステ イチジクは小さく、茶色から紫色で、テキサス州のあらゆる地域に適応しています。セレステは、テキサスイチジクの品種の中で最も耐寒性があります。木は大きく、勢いがあり、非常に生産的です。セレステには通常、ブレバ作物がありません。主な作物は、他のテキサスイチジク品種の主な作物よりも先に、6月中旬に熟します。セレステの果実は目をしっかりと閉じており、ドライフルーツの甲虫の侵入を防ぎます。果実は木に過度の酸味を持っていません。セレステは、豊かな甘味を備えた優れたフレッシュデザート品質を備えています。冷凍またはイチジク保存用に加工される優れた加工イチジクです。成熟したセレステの木を大きく剪定すると、収穫量が減少する可能性があるため、剪定しないでください。

栽培方法 露地栽培 鉢植え セレスト

【植え付け・仕立て】

  • 一般的には、一文字整枝または開心自然形が良いとされますが、【セレスト】は、強剪定すると収穫長が減少する可能性があるため、無難な開心自然形をおすすめします。
  • 1年目は収穫は考えず、土台となる樹の骨格を作ることを目的とします。
  • 植え付け時に苗木を高さ50cm程度のところで切り戻し、そこから発生する新梢を自分の作りたい樹姿に必要な数だけ発生させます。その年の落葉後に、伸ばした各枝をさらに30cm程度の長さで切り戻して、結実準備が完了です。

【土壌・肥料・水やり】

  • 日当たりの良い、水はけの良い用土に植え、特に植えてから最初の1年は、定期的に木に水を与えてください。豊産生の【セレスト】は、通常定植2年目くらいから実をつけ始め小さいながら甘く濃厚な果実を楽しむことができます。
  • 発芽期の3~4月、特に乾燥する7~8月、9月上中旬は、土の乾き具合を見て5日に1回程度は水やりすると枝が良く伸び、実が甘くなります。
    (※鉢植えでは、4~10月は1日1回、ただし夏には2回行う。冬は7~10日に1回行う。)
  • イチジクはあまり土を選ばないと言いますが、一般的に有機物が豊富で、わずかにアルカリ性で排水と通気の良い土壌が理想的です。
    酸性土壌を嫌うのでPH7.0を目標に、冬に苦土石灰などをまいてで調整します。
  • 肥料は5月はじめ【N/P/K=13/10/13の肥料(1~3年150g・ 4~6年450g )】と12月~1月に、有機配合肥料と苦土石灰を1㎡当たり150g施します。
    (※鉢植えでは、植え付け1年目は5~10月まで1~2個。または緩効性化成肥料10~20gを2回。2年目以降は冬に油かすを50g、4~10月には毎月、化成肥料を5g程度施す。)
  • 果実は1枝に8~10個が適当です・実がたくさん付きすぎると栄養不足で成長しないので、早めに摘果します。


【害虫・病気・防寒対策】

  • 【セレスト】は、病害虫に強い品種ですので、日当たりと風通しをよくして、さび病などが発生しないようにすることが大切です。
  • また、必ずカミキリムシ(テッポウムシ)予防のために、カットサイドSまたは予防フィルムを、幹に塗るか、見つけ次第捕殺してください。
    幼虫は幹に入りおがくずのような糞を外に出すので枝を切り落とすか穴に【スミチオン1000培液】または、【住友化学園芸 殺虫剤 園芸用キンチョールE カミキリムシ 幼虫 退治】などを注入して退治します。
  • 木の周りに防鳥網を設置するなどの鳥害対策、また果実に袋をかけて鳥や蟻から守ることも必要になります。
  • 収穫は、果実が熟して木から落ちる直前が一番おいしいので、熟したものから順次摘み取ります。
  • 耐寒性は強い品種になりますので、防寒対策することで、北海道南部、東北地方・関東~四国・九州など広い地域で栽培することが可能です。
  • 開心自然形で栽培している【セレスト】は、12月~2月に込み合った枝を間引きする程度で、一文字整枝のように強剪定はしない方が実付きは良いようです。

【水やり】について

イチジクの生産量第一位が、東ヨーロッパと西アジアにまたがるトルコで、次にエジプト、イランと続くので、乾燥した土壌に適しているように思われますが、それらの地域は、温暖ながら比較的降水量もあり肥沃な地帯なので、イチジクが乾燥に強いというわけでは決してありません。

逆に水は好む性質があるので、発芽期の3~4月、乾燥する7~8月には庭植えでも水遣りをすると枝が良く成長し、実が甘くなります。

特に日差しが強く乾燥しやすい夏場は、枯れることさえあるので、水はけのよすぎる土壌や、鉢での栽培では注意が必要です。
※ただし水はけが極端に悪い土壌では生育は著しく劣ります。

チャオのお庭で果物食べたいっ

イチジク畑のセレスト