シノニム: Champagne, L55-13-22, LSU Golden Celeste
夏秋兼用品種
果実の大きさ:30g
果皮:黄色で熟すと茶の斑点
果肉:琥珀色~カラメル色
耐寒性ゾーン :7~10(-17.7~1.8度 北海道南部~沖縄より北)
原産国:アメリカルイジアナ州
Louisiana State University(ルイジアナ州立大学)のLSU AgCenterのイチジク育種プログラムで、1955年に、Ed O’Rourk(エド・オルーク)博士によって、南部の気候向けに、セレストとC1(カリフォルニア産のカプリイチジク)の交配から作られたハイブリッド品種で、1959年に選抜され、L55-13-22として試験されたものです。
特徴・味・耐寒性
- 果実は30gほどの中程度の大きさで、熟すと果皮は薄い黄色に茶の斑点ができ、果肉は琥珀色からキャラメル色に変わり、目から蜂蜜が滴ります。
- 味は、非常に甘くてクリーミーなハニータイプのイチジクで、種子のクランチ感も少ない
- 秋果は15日間で成熟し、親の雌木であるセレステとほぼ同じ時期に熟します。
- 目が閉じているため雨や湿気に強く、生産性も高く、味も良いので家庭菜園には特におすすめです。
- 樹勢が強く、幹は直立し、剪定をしない場合は、ピラミッド型の木になり、成長した葉は、5裂葉になります。
- 耐寒性:強 耐寒性ゾーン :7~10(-17.7~1.8度 北海道南部~沖縄より北)
LSU ChampagneとLSU Golden Celeste
LSU Golden Celeste(LSUの金色のCeleste)は、 LSU Champagneを含め 数種類あるようです。
この品種は、これまで非公式に“LSU Golden Celeste”と命名・増殖されてきましたが、“Golden Celeste”は、“LSUの金色のセレステ”の総称で何種類かあり、必ずしも“Champagne”と同じではないということです。
また、同じことがLSU Improved Celeste(LSU改良セレステ)についても言えることで、
LSU O’Rourkeを含め数種類 LSU Improved Celesteという名で流通する品種があるようです。
改良されたCelesteは数種類あるということです。
LSU Golden CelesteとLSU Improved Celesteは、金色のセレステと改良セレステを意味し、それぞれが、数品種の総称であると理解しておくと混乱することがないと思われます。
LSU Champagne 蜂蜜イチジク
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シャンパンは私が数年前から飼っている品種で、私が手元に置いている数少ない蜂蜜イチジクの一つです。 ハニーイチジクの品種をお探しの場合は、これを真剣に検討する必要があります。
イチジク畑のLSU Champagne
【2021/4/20】
5号スリット鉢の30cmほどの苗が届きました。5月の連休には、地植えをする予定です。