LSU O’Rourke(LSUオルーク)

LSU O’Rourke(LSUオルーク)

シノニム: L57-11-103, O’Rourke, ORourke
夏秋兼用品種
果実の大きさ:30~40g
果皮:淡褐色に紫の縞
果肉:琥珀色
耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道南部~沖縄より北)
目:小さい
耐雨性:素晴らしい
原産国:アメリカルイジアナ州

「オルーク」は、「セレステ」と「C1」を交配した実生苗群から選ばれました。「C1」は、1950年にカリフォルニア大学リバーサイド校から取得したカプリフィグに与えられた名称です。交配は1956年に行われ、個々の植物の選抜は1960年にEd O’Rourkeによって行われ、L57-11-103として試験されました。この品種は、エド・オルーク博士(教授)の果物産業への貢献を称えて命名されました。

LSUイチジク育種プログラムによってリリースされたイチジクの中で最も価値のあるイチジクの 1 つとして広く認められています。その多作な育種プログラムから生まれたすべてのイチジクの中で、エド・オルーク博士の名前が付けられたのはこのイチジクです。

特徴・味・耐寒性

  • 長い首が特徴の果実は30~40gほどの中程度の大きさで、果皮は熟すと淡褐色に紫の縞が入り、果肉は琥珀色です。
  • 味は、非常に甘くジューシーで、滑らか且つ柔らかく、種子は比較的小さくて食べやすいので人気があります。
  • 耐寒性:強 耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道南部~沖縄より北)
    南部の気候向けに適した品種の育成が目標だったため温暖な気候に適していますが、耐寒性もかなりあります。
  • 夏から初秋にかけて収穫され、完熟すると、果皮に紫の縞ができ、やや柔らかくなり、甘い香りを放ちます。セレストよりも5〜7日早く熟します。
  • 樹勢が強く、幹は直立していますが、幼木の場合やや水平に伸びる傾向があり、親のセレストと比較すると、葉はまばら5~7裂葉があります。本物のLSUオルークを見分けるには、この裂葉を比べればわかりやすいと思います。

LSU 公式リリース5品種の写真

LSU O’Rourke 2022 Fig Tasting

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イチジク畑のLSUオルーク

LSU-O’Rourke

【2023/5/14】
2年前に挿し木をした苗が、高さ40cmほどに成長し、今年は果実が出来ないかと楽しみにしています。