Abicou(アビク)(ネグレット・ド・ポルケロール)

Abicou(アビク)

シノニム: Breva Negra, France Fico violacea Risso, Aubicout, Aubique noire de Provene, Aubique violette (Provence), Figue poire, Noire de Languedoc, Grosse Rouge de Bordeaux, Grosse violette longue, Violette longue, Negrette de Porquerolles, San Pedro noire,等
夏秋兼用品種
果実の大きさ:夏果60g 秋果40g
果皮:濃い紫~黒
果肉:赤
耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道南部~沖縄より北)
原産国:イタリア

300種以上のイチジクを保有する南フランスのBAUD社おすすめの厳選イチジク28種の中にも含まれている屈指の黒イチジクです。

日本で販売されている、ネグレット・ド・ポルケロールも同じ品種になります!

特徴・味・耐寒性

  • 果実はナスのような形で夏果(60g)・秋果(40g)ほどの中型サイズ、果皮は濃い紫から黒で秋果の方が丸みを帯びています。
  • 味はジューシーで甘くて蜂蜜のような味わいで、独特な芳香があります。
  • 樹勢が強く、放置すれば高さ4~6mに達することもあるので、剪定して樹形を整えることが大切です。
  • 7月下旬に60g前後のブレバ(夏果)の収穫が始まり、秋果は8月中旬から10月で40g前後の大きさの夏果より甘く品質の良い果実を付けます。
  • 耐寒性:非常に強い 耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道南部~沖縄より北)
    ※-28.8度まで耐えたとの報告もあります。
  • 新鮮な生食がおすすめですが、乾燥させたり、パイ、ケーキ、その他のデザートに使用したりできる用途の広い果物です。
  • 成長と管理が簡単なため、家庭菜園におすすめの品種です。

アビクーは、1692 年にラ カンティーニによってヴェルサイユ宮殿近くの「ル ポタジェ デュ ロワ」で栽培され、グロス ヴィオレット ロングという名前で栽培されていました。プロヴァンス、パリ周辺、スペイン、北イタリアで栽培されています。

アビクーはしっかりとした甘みがたっぷりのいちじくです。アイゼンはそれを「…黒イチジクの中で最も優れたものの一つ」と表現しています。

イチジク畑のAbicou Fig(アビク イチジク)

【2023/5/18】
4/8に挿し穂したアビクが50日ほど経って、根も少し出てきたようで、2次成長に入り、8cmほどの2つの3裂葉が展開してさらに新芽も出てきていがわかるよう3週間ほどで、プラカップの外からもしっかり根が張ったのがわかるようになりそうです。

【2023/7/1】
特徴的な5裂葉が展葉し、プラコップいっぱいに根も張ってきたので、ビニールポットに移しかえました。