シノニム:Black Madeira (FP) FP, LBM, Fico Preto, Long Black Madeira, Preto
秋果
果実の大きさ:50g前後
果皮:黒に近い濃い紫
果肉:ダークレッド
耐寒性ゾーン:8B~(-9.3~-6.7度)(東北地方太平洋沿岸部・関東~四国・九州の山間部以南)
原産国:ポルトガル
世界一美味しいイチジクとして愛好家の必須のコレクションの一つである、【Black Madeira】は、来歴の違い・成長の早さ・収穫時期などからBlack Madeira(UCD), Black Madeira (KK), Black Madeira (Figo Preto) の3品種があると論議されてきましたが、現在は同じ品種と考える愛好家が多いようです。
特徴・味・耐寒性
- 果実は50gほどの中サイズで、果皮は黒に近い紫、果肉はダークレッドの見た目からも美味しそうな黒イチジクです。
- 味は、濃厚な甘さでとろりとした食感、強烈なダークベリーの風味が特徴で、品質にも優れています。完熟の頃が一番美味しく、多くの海外のイチジク愛好家から高く評価され、ベストコレクションの一つとなっています。
- 耐寒性:弱い 耐寒性ゾーン:8B~(-9.3~-6.7度)(東北地方太平洋沿岸部・関東~四国・九州の山間部以南)
- 収穫はやや遅く夏の終わりから秋の初めに実を結び、同一品種と論議されているブラックマデイラより2週間ほど早いと言われています。
- そのまま生で食べたり、サラダに入れたりするのがおすすめですが、干したり、パイ、ケーキ、その他のデザートに使用したりしても美味しくいただけます。
Figo Preto は、皮が濃い紫色で内部が濃い赤色のイチジクで強烈なダーク ベリーの風味が際立っています。濃厚でとろりとした食感のいちじくは、中粒から大粒で、品質にも優れています。完熟の頃が一番美味しく、多くの海外のイチジク愛好家から高く評価され、ベストコレクションの一つとなっています。
ブラックマデイラに非常に似ていると一般的に知られていますが、Figo Pretoの方が早く実が熟すので、海外の多くのイチジク愛好家の間では、Black MadeiraとFigo Pretoは別品種として扱われることがありましたが、現在は同じ品種と考える愛好家が多いようです。
遺伝子検査をしない限りはっきりしませんが、最高においしい同じような果実が収穫できるので、論議すること事態が無意味だと考える愛好家が多くなってきたようです。
インドネシアでも人気なようです。
スーパーフードのおやつを作ります FIGO PRETO….. おいしい、口の中でとろける、甘みが舌に残る。
Black MadeiraとFigo Pretoは別品種とのコメント
【figdatabase】のコメント
フィゴ プレトは、2008 年に発見された約 50 年間栽培されているポルトガル人女性によって、カリフォルニア州のポイント ロマで成長しているのが発見されました。しかし、それはポルトガルのイチジクではありません。ヴィオレッタと同じだという人もいます。ポルトガルにはフィーゴ・プレトはありません。フィゴ プレトは色が濃く、中くらいの大きさのおいしいイチジクで、最高の味のイチジクの 1 つです。ブラックマデイラに非常に似ていると広く報告されていますが、多くの場合より早く熟します。
【ourfigs】より:Black MadeiraとFigo Pretoと両方育てている愛好家のコメント
私は、KKからの挿し木から始めたBMと、tyroから小さな植物として購入したPretoの両方を持っています。IMOは似ていますが、同じではありません。 私の経験では、プレトは一般的にBMよりも少し硬く(PAの冬を暖房のないガレージで生き延びました)、根系が強く、活力があり、実が早く熟す傾向があります。しかし、私は十分に見てきたので、それらが同じであるとは断定しません。
【figbid】より:【Fig4Fun】、現在は【ourfigs】 フォーラムのメンバーの愛好家
このポルトガルのイチジクは、何年も前にカリフォルニア州サンディエゴ地域で成長していることが発見されました。親戚から受け取ったポルトガル人の子孫の裏庭で成長しているのが発見されました。どうやら親戚が何十年も前にこのイチジクの品種をポルトガルからアメリカに持ち込んだようです。これは、イチジク愛好家の仲間である「svanessa」(ユーザー名) からのトレードで、1 年前に受け取ったものです。Svanessa は、最初に CA で育つ木を見つけた人物です。
残念なことに、母木はその後、新しい所有者によって元の場所から引き抜かれました。ありがたいことに、この優れたイチジクを自分のコレクションに保存している多くのイチジク愛好家がいます。
果物はすべて、ここケンタッキー州 (ゾーン 6b) で育った私の木から生産されたものです。地植えだけでなく、コンテナ栽培でも成熟した果実が実ります。
Black MadeiraとFigo Pretoは同一品種とのコメント
【onegreenworld】より
フィーゴ プレトは、ブラック マデイラのはるかに元気で、成長が早く、根が生えやすいクローンであり、「真の」ブラック マデイラ (DFIC 144) と本質的に同じイチジクを生産しますが、必要な手間と忍耐ははるかに少なくなります。植物は、接ぎ木や特別な手入れをしなくても、当社の他のブラック マデイラ クローンの 2 ~ 3 倍の速度で成長します。
【mountainfigs】より
Figo Pretoとしても知られているこの品種は、明らかに同じ品種ですが、より丈夫な品種であり、ブラック マデイラには強烈なダーク ベリーの風味が詰まっています。マデイラ/プレトは後期栽培品種の最新のものではないため、特に成熟するにつれて、北部の気候でも季節の終わりにポットで熟すことができます. 完熟段階まで熟すことができるすべてのイチジク品種 (非常に柔らかく、しばしば大きく垂れ下がっている) は、どのようにそれを超えることができるのか不思議に思うほどの強力な甘い風味を持っています。印象的なことに、最高の晩期品種のフレーバーは、非常に強烈で複雑であるため、まさにそれを実現しています。
【rarefigcuttings】
有名な品種「ブラック マデイラ」の丈夫なクローン、長さ 8 ~ 10 インチの「フィーゴ プレト」の強力な挿し木 5 本!当社の挿し木は常に母木から新鮮に切り出された状態で出荷され、お客様の元へ向かう途中で発根の準備をします。
Figo Preto は、皮が濃い紫色で内部が濃い赤色のイチジクを生産しています。果実は中粒から大粒で、品質に優れています。いちじく独特の複雑な味わいは、多くのいちじく愛好家から高く評価されています。この印象的な品種の果実を初めて味わって以来、これは私の個人的なお気に入りの 1 つです。
“Figo Preto”と“Black Madeira”を比較した動画
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“Figo Preto”は“Black Madeira”タイプのイチジクとして紹介!
英語のYouTubeは、「設定」➡「字幕」➡「自動翻訳」➡「日本語」で解りやすくなります!
プレトは、私が数年前から持っているブラック マデイラ タイプのイチジクの品種です。 それは、米国および世界中の多くの生産者によって栽培されています。 ブラック マデイラ タイプのイチジクは、最高の味のイチジクの 1 つとして広く認識されています。 それは良いこともありますが、気候によっては成長するのが難しいイチジクになることもあります。
イチジク畑のFigo Preto(フィーゴ プレト)
【2023/11/24】
2022年の春に挿し木をして10月頃に地植えにした苗が、80cmほどに成長して小さな実を付けていましたが、結実しそうにありません。
やはりBlack Madeira(FP)は、元気で成長が早いようです。