Joualle Noire(ジュアル ノワール)

特徴・味・耐寒性

• 果実は、40gほどの中程度の大きさで、果皮は黒に近い濃い紫で、果肉は深紅です。
• 味は、果肉は濃厚でジャム状で、複雑な風味(エキゾチックなベリー風味)があり、最高の新黒イチジクとして評判を得ています。
• 耐寒性：やや強 耐寒性ゾーン：7B～(-14.9～-12.2度以南)(北海道南部一部、東北から関東の山間部)？
• 樹勢が強いので大きく成長し、５裂葉と７裂葉があります。

来歴

ジュアル ノワールは【Figues du Monde】の Thierryによって発見されましたが、DatoとThierryによって命名されました。フランスで栽培されており、最初Thierryはナポリターナ ネグラではないかと考えました。ダトはナポリターナ ネグラではなく、葉の形が異なり、イチジクが小さいことに気付きました。2 人は名前に同意しました。

ジュアル ノワールは、もともとフランス原産のイチジクです。アルジェリアの山岳地帯で発見され、そこでは数種類のジュアル イチジクが栽培され、保護されています。今日ではマレーシアのイチジク栽培者がこの品種を普及させましたが、米国ではまだ非常に珍しいものと考えられています。イチジク愛好家は、最もおいしい黒イチジクと呼ばれているジュアル ノワールに興奮しています。

【Fig Boss】Ross Raddiの評価

Ross Raddi氏もまだ知名度の薄い、アジアの育苗業者の推奨するイチジクの品種に関して、懐疑的でしたが、Joualle Noireについては、下記のように高評価のコメントを残しています！

Joualle Noireは非常に優れたイチジクです。果肉の厚さではColl de Damaに匹敵します。甘さは控えめです。ただし、長く吊るす必要があるようで、割れたりひび割れたりしにくいわけではありません。

今シーズン最初に収穫したイチジクは、ジュアル ノワールのブレバでした。新しい品種です。どんなものができるのか、まったくわかりません。マレーシアの商業栽培者 Dato Syed Eliasのお気に入りです。私は、よく知らないイチジク栽培者からの推薦には常に懐疑的です。何が起こるかわかりませんが、主な収穫がブレバに似たものなら、大成功です。

特に食感に関して。Coll de Dama のいちじくは、食感の点で最高水準です。濃厚でジャムのような食感ですが、他の 99% のいちじくよりも濃厚でジャムのような食感です。果肉が非常に濃厚なので、パンケーキの生地を思い起こさせます。まるで自然が作ったいちじくの形をしたケーキを食べているようです。本当に素晴らしいです。

正直に言うと、このブレバや他のブレバは品質が低いことが多いのですが、これは私が今まで食べたイチジクの中でも食感の最高のものでした。具体的には、コル・デ・ダマスとパラディソ（ボー）です。風味は物足りなかったですが、状況を考えると当然のことだと思います。

控えめに言っても、このイチジクのさらなる展開にとても興奮しています。

Joualle Noire breba。写真の質についてはお詫びします。これは午後 8 時 30 分にビデオカメラで撮影したものです。中は本当にこんなに黒かったです。
このイチジクは本当に気に入っています。これまで私が注目したイチジクの中で一番甘いというわけではありません。変わるかもしれませんが、食感は素晴らしいです。全体的な形も素晴らしいです。