シノニム: –
夏秋兼用品種
果実の大きさ:40g
果皮:濃い紫(茶色がかった黄緑)
果肉:鮮やかな赤~深紅
耐寒性ゾーン:7A~(-17.7~-15.0度以南)(北海道以南~)
Family:Mt Etna(エトナ山)( Hardy Chicago タイプ)
原産国:アメリカ
Kathleen’s Blackで有名なKathleen氏が発見したイチジクで豊かな風味と濃厚な味わいで、シアトル在住のイチジク愛好家Ben氏が選んだ2018年秋果トップ10の7位に選ばれた人気の品種です。
タコマ バイオレットは、間違いなく、生産性と風味の点でMt Etna(エトナ山)( Hardy Chicago タイプ)の最高の品種です。
特徴・味・耐寒性
- 果実は、40gほどの中程度の大きさで、果皮は濃い紫色(茶色がかった黄緑)で、果肉は鮮やかな赤~深紅です。
- 味は、蜂蜜、ベリー、イチジクの香りを伴う豊かで複雑な風味を持っていて、 入手可能なイチジクの中で最もおいしいイチジクの 1 つであるとよく言われます。
- 耐寒性:強い 耐寒性ゾーン:7A~(-17.7~-15.0度以南)(北海道以南~)
- エトナ山の種類の中では珍しく、ブレバ(夏果)の収穫量も多く美味しいようです。
起源
残念ながら、タコマバイオレットの正確な起源は不明ですが、Gene Hosey’sの友人Kathleen(Kathleen’s Blackと同じKathleen)によってメリーランド州タコマパークで2001 年の夏に発見され、近くに住んで栽培していた年配のドイツ人女性からこのイチジクを譲り受けたのが最初と言われています。
そして、このイチジクが発見されたアメリカの都市(Takoma Park City)が名前の由来のようです。
また、ガーデニング界で最初に登場したのは 2015 年頃のようで、ブログ投稿「シアトル ガーデン & フルーツ アドベンチャー: 今週のイチジク。#10 タコマ バイオレット」などで言及されています。
ただし、これには検証が不足しており、この情報を確認する情報源は他にありません。
この品種は Fig Database® などの公式イチジク データベースに登録されていないようで、その起源はさらに曖昧になっています。
シアトルの愛好家Ben氏
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果皮が濃い紫色でない動画ですが、HPのTakoma Violetのページでは濃い紫色の果皮の写真があります。
イチジク畑のTakoma Violet
【2023/12/25】
1mほどに成長したので来年の3月に強剪定して地植えして、一文字仕立にして育てようと思っています。
地植えにすると収穫が遅くなりますが、来年の収穫を期待しています。