イチジクコバチによる受粉がないと完熟しない、日本では栽培不向きなスミルナタイプ(Smyrna type)です。
スミルナタイプ(Smyrna type)としての特徴
- スミルナタイプのイチジクは、イチジクコバチによる受粉(カプリフィケーション)がないと、果実が熟す前に落ちてしまうという性質を持っています。
- 受粉の必要性: 日本国内のほとんどの地域(イチジクコバチが生息していない地域)では、そのままでは完熟させることができません。
- 食味の頂点: 受粉を必要とする手間がある分、スミルナタイプのイチジクは、普通種(受粉不要タイプ)にはない「非常に濃厚な風味」と「ジャリジャリとした大きな種の食感」があり、イチジク界では最高峰の味とされています。
- 【Smyrna Type (スミルナ種)とFig Wasp(イチジクコバチ)】のページを参照ください!
特徴・味
balkan greyは、トルコのイチジク栽培者によって米国に導入されました。その栽培者の祖父は、バルカン戦争中にトルコに移住したバルカン移民からこの特別なイチジクの品種を受け継いでいます。ジューシーな赤い内部と美味しいベリーの味がするおいしい灰色のイチジク。balkan greyは、イチジクバチによる受粉または人工授粉を必要とするスミルナタイプのイチジクです。
普通種(Common type)の可能性?
イチジクの世界では、同じ「Balkan Grey」や「Grey Balkan」という名前で、普通種(受粉不要)のものが流通しているケースも稀にあります。
多くの同意語(シノニム)が存在するイチジクは、地域によって呼び名が異なったり、また品種の取り違えによって品種名が間違って伝えられることも多いため、「Balkan Grey」の品種名でCommon typeが存在することは稀にあります。
ただそのイチジクは一般的に言われている「Balkan Grey」ではなく、似た他の品種:Ronde de Bordeaux(ロンド・ド・ボルドー) や Hardy Chicago(ハーディ・シカゴ)、 Ruby’s Unknownなどの可能性が高いです。



