シノニム: –
夏秋兼用品種
果実の大きさ:50g
果皮:黄緑色~紫色
果肉:琥珀色
耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道南部~沖縄より北)
原産国:パレスチナ(イラン?)
バセンジャニ イチジクは、その独特の風味と高い栽培価値から、多くのイチジク愛好家から人気を集めています。
特徴・味・耐寒性
- 果実は、50gほどの中程度の大きさで、果皮は黄緑色~紫色で、果肉琥珀色~赤みがかった琥珀色です。
- 味は、スイートメロンタイプまたは、独特の風味があり、フルーティで 甘味と酸味とのバランスがとれています。
- 独特の風味があり、他のイチジク品種とは一線を画します。
- ドライ イチジクとして消費されることが多いですが、その風味と食感が高く評価されています。
- 耐寒性:強 耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道南部~沖縄より北)
※環境により6A~6Bでも大丈夫なことも! - 樹勢もあり、乾燥に強く、劣悪な土壌条件でも生育し、 害虫や病気にも強いので家庭菜園にはおすすめです。
イランでも多く栽培されている品種で、イラン原産ともいわれています。
fig4fun フォーラムのメンバーでもあるイスラエル出身の“Sami Kassoum”氏がe-bayで販売していた品種で、まだ国内では、あまり流通していない希少品種の為、なるべく情報を上げるようにしていきます。
最初の年のブレバ(夏果)は10g前後と大変小さいものができたとの報告がありますので、翌年に期待してください。下のYouTubeのBen氏もその一人です。
シアトル在住のイチジク愛好家【Ben B. Seattle】
英語のYouTubeは、「設定」➡「字幕」➡「自動翻訳」➡「日本語」で解りやすくなります!
【Ben B. Seattle】のYouTubeのBathenjaniの写真抜粋
【Ben B. Seattle】が苗を購入した時のBathenjaniの果実の写真です!
イチジク畑のBathenjani Fig(バセンジャニ イチジク)
【2023/4/27】
2022/5/15に30cmの鉢植えの苗を地植えして半年で、1mほどに成長しました。
3月中旬に強剪定した枝から、少しギザギザのある特徴的な1枚葉が芽吹き始めています。
【2023/11/30】
1.2mほどに成長した4本の枝についた葉を比較してみると、上の写真は丸みを帯びた浅い切れ込みの5裂葉ですが、下の写真は深い切れ込みの5裂葉になっています。
Ben氏のYouTubeの葉は、上下の写真の中間、切れ込みの深い丸みを帯びた葉ですが、枝が違うだけで葉の形が全く違うこともありますので勉強になります。
【2024/9/17】
上の写真が収穫した20gほどの果実です。
フルーティで甘味と酸味のバランスが取れていてとても美味しかったですが、初収穫と言うこともあり、メロン風味ではない複雑な風味を感じましたが、次回メロン風味に変化することを期待します。
下の写真は、前回も記載しましたが、違う枝に付いたBathenjani の葉です!上下の写真をくらべると、同じ樹についている葉とは思えないほど違っています!