Black Donov Fig(ブラックドノフ イチジク)

Black Donov

シノニム: –
夏秋兼用品種
果実の大きさ:60g
果皮:濃い紫色から黒色
果肉:ダークレッド
耐寒性ゾーン:6B~(-20.5~-17.8度以南)(北海道・岩手・福島・長野の一部地域)
原産国:ブルガリア

Izmir(イズミル)と同じように、ブルガリア出身で世界的なイチジク愛好家のKiril Donov(キリフ ドノフ)氏が手掛けた品種です。

この品種はおそらくBrunswick(ブランズウィック)とMichurinsk-10の品種間の受粉の結果であると思われます。(受粉による種からの実生品種)

Michurinsk-10(6A~※5Aでも栽培可とも)が非常に耐寒性が高い品種になるため、この品種もかなり耐寒性があります。

Black Donov という名前は、お客様から仮の仮名として付けられ、それを使用を開始したそうです。

特徴・味・耐寒性

  • 果実は60gほどの中くらいの大きさで、果皮は魅力的な濃い紫、果肉はダークレッドで目は閉じています。
  • 味は、果肉は柔らかく甘味と酸味のバランスが良く、ジューシーで美味しいです。
    十分に柔らかくなり、少し熟しすぎたときに食べると格別なおいしさを味わえます。
  • Kiril Donov(キリフ ドノフ)氏が所有する品種の中で最高の市場特性を持っているとのことです。
  • 耐寒性:強 耐寒性ゾーン:Black Donov:6A~(-23.2~-20.6度)(北海道の一部・長野・岐阜の一部地域)

Kiril Donov(キリフ ドノフ)氏

ブルガリア出身で世界的なイチジク愛好家のリーダーの一人であるKiril Donov氏は美味しいイチジクを求めて世界中を旅していた方です。

Izmir & Black Donov(イズミルとブラックドノフ)を発見または栽培し広めたことで有名です。

彼は、熱帯および亜熱帯の農業の技術者であり農学者です 。
Botanical Garden-Plovdiv(プロブディフ植物園)の所有者で、寒さに強い亜熱帯および地中海の植物、プルメリア、アデニウム、熱帯ヤシに特化した苗床をもっています。

以前はヨーロッパに、3年ほど前はフロリダに住んでいましたが、現在は生まれ故郷のブルガリアのプロブディフ(Plovdiv)からSNSを発信しています。

Botanical Garden-Plovdiv(プロブディフ植物園)

Black Donov Fig(ブラックドノフ) 【Figaholics】

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Black Donov Fig(ブラックドノフ)は、Kiril Donov氏によって紹介されました。 Kiril Donov氏は以前はヨーロッパ出身で、現在はフロリダに住んでいます。 これは私たちの木からの最初の果実であり、果実は小から中の大きさで、適度な強さと適度から非常に甘い非常に素晴らしいベリーの風味がありました。 この果物は、フランスの品種であるロンド・ド・ボルドーをかなり思い出させました(葉の形はかなり異なりますが)。 これは苗木であると報告されていたと思いますし、彼らの木が実を落としたという報告を聞いたことがありますが、Kiril Donov氏はまた、ブルガリアでは数年で木が収穫全体を落としたと報告もあり、この品種が一般的かどうかは不明と言ったほうがいいと思います。

イチジク畑のBlack Donov Fig(ブラックドノフ)

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【2022年4月15日】
押し木して1週間くらいで芽が動き出しました。

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【2022年5月13日】
挿し木から1か月ほどで、2鉢ともにも特徴的な切れ込みの深い5裂葉または、8裂葉がでて、大きくなり少しだけポットから根も出てきています。