FRACAZANO BIANCO Fig(フラカザノ・ビアンコ)

Fracazzano Bianco

シノニム: Fracazzano Bianco,Ficazzanu,(Fracazzano=Ficazzana=Ficazzanu)
夏秋兼用品種
果実の大きさ:50g前後
果皮:薄い黄緑~薄い茶色の縞模様(樹熟)
果肉:鮮やかな赤
耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道以南~沖縄より北)
原産国:イタリア

また、 “イチジクの品種 – Ponza Tells” のFracazzano biancoのところに、Sinonimi(シノニム): “Ficazzana”,と“Ficazzanu”と記載がありますので、Fracazzano=Ficazzana=Ficazzanuになります。

Biancoイタリア語で白ということなので白イチジクです。

地中海に近いイタリア南部の有名ナーセリーのMediterraneo Garden Centerが、ebayで販売している品種になります。

カナダのイチジクコレクターアドリアーノ(Adriano’s)のサイトでは、「イタリア産のレモンイエローのとても甘い極上のイチジク」と評価されています。

特徴・味・耐寒性

  • 果実は50gほどの中程度の大きさで、果皮は薄い黄緑~薄い茶色の縞、果肉は鮮やかな赤です。
  • 味は、ジャムのような甘さが絶妙の極上品種です。
  • 耐寒性:強 耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道以南~沖縄より北)

また、サレント大学植物園の科学的後援を受けて、農業専門家 R. De Giorgi によって選択された品種であることが知られています。

イタリアのFracazzanoの系統3品種

イタリアで最も古い歴史を持ち南部で多く栽培されている、最も美味を持つ人気のあるイチジクの 1 つです。

【Fracazzanoファミリー】は、Fracazzano Bianco(白) ジャムのような甘さが絶妙・Fracazzano Rosso(赤) 強烈で粒状の赤いザクロ果汁・Fracazzano Nero(黒) 鮮やかな赤い果肉と魅力的な黒い果皮が特徴の3タイプがあります。

北米では、Fracazzanoの系統をあちこちの個人やナーセリーから輸入しているため、原産地がマルタだったりシチリアだったりします。

【Fracazzanoファミリー】は葉の形が似ており、3つに分かれたずんぐりとした葉で大きめ実を付け、閉じた目で対雨性があり、成長が早く、生産量も多いとのことです。

イチジク畑のFRACAZANO BIANCO