シノニム: DFIC 25, Golden Riverside, Mei Li Ya Fig (メイリーヤー イチジク)
夏秋兼用品種
果実の大きさ:80~100g
果皮:黄金色
果肉:琥珀色
耐寒性ゾーン:7A~(-17.7~-15.0度以南)(北海道南部~)
耐雨性:なし
原産国:アメリカ(カリフォルニア)
アメリカのカリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)が開発した品種ですが、Golden Riversideという名前は、他にもBen’s Golden Riverside(Golden Rainbow)という品種があり、混同されることがあるようです。
Golden Riverside(UCR 278-128)は首に特徴はありませんが、Ben’s Golden Riverside(Golden Rainbow)は新玉ねぎやドラクエのスライムのようなネックに特徴のある形をしているので、別品種と考えられています。
Golden Riverside(UCR 278-128)=Mei Li Yaについては、後述しています!
Yellow Long Neck(イエローロングネック)・Long Yellow from Quail Gardens(Quail Gardensのロング イエロー)・Ben’s Golden Riveside(ベンズ ゴールデンリバーサイド)・Roberts Golden Rainbow(ロバートのゴールデン レインボー)・Golden Riverside(UCR 278-128)の5品種の混同論議!については、下記のリンクのYellow Long Neck(のページを参照ください。
特徴・味・耐寒性
- 果実は80g前後で大きく、果皮は魅力的な黄金色、果肉は琥珀色です。
- 味は、甘みとコクがあり、ほのかにナッツのような風味があります。
- イチジク愛好家の間でも非常に人気のあるハニータイプで、テイストでTop10入りしている常連のイチジクとなっています。
- 耐寒性:強 耐寒性ゾーン:7A~(-17.7~-15.0度以南)(北海道南部~)
- ブレバ(夏果)を付けない秋果専用品種で、生食や乾燥させたり、素材を活かして調理用としてジャム、パン、ケーキなどにもよく使われます。
- 家庭菜園で人気のある果樹であることに加えて、その魅力的な葉と観賞価値のために造園にも使用されます。 さまざまな土壌タイプに耐えることができ、害虫や病気に強い丈夫な木です。
Mei Li Ya =Golden Riverside(UCR 278-128)≠Jin Ao Fen
アジア諸国で最も広く栽培されているイチジク品種の 1 つであるMei Li Yaを、インターネット上でそれに関することを見つけるのは、かなり難しいことです。
Mei Li Yaの名前では、アメリカのebayやマレーシアの【Fig Tree Garden, Penang】【NCS Figs Garden】などで販売されていますが、ほとんどは美利亞,A134(美利亞),金色河畔などの名前で紹介されています。
Mei Li Yaは、山東森林科学研究所が北部低温によるイチジクの冷たい耐性への影響を研究するために、1998年にカリフォルニアからGolden Riverside(UCR 278-128)を導入し、その時に育成番号A134で研究された品種になります。
当時の資料には、【美利亞MeiLiYa(A134)】と名前が付けられていました。

以上のことから、Mei Li YaとGolden Riverside(UCR 278-128)は、同じ品種であることがわかります。
Jin Ao Fen(米国名Orphan,Deanna)と同じという方もいますが、上の資料の中にMei Li Yaとは、別にOrphanの名前がありますので2品種は違うものと思われます。
すなわち、
Mei Li Ya =Golden Riverside(UCR 278-128)≠Jin Ao Fen(Orphan)
となります!
上記の件は、【My Garden,My Fig. 我的花園,我的無花果】がGolden RiversideをBen’s Golden Riverside(Golden Rainbow)と間違えて販売してしまい、その上販売したGolden Riversideが美利亞,MeiLiYa,(A134)と同じことが新たに判明したとのことです。
そして、
“以前、Golden Riversideの苗・穂木を買った人は、メッセージを送っていただければ、本当のBen’s Golden Riverside(Golden Rainbow)を割り引きします、もちろん以前買ったolden Riversideの返品はしなくても大丈夫です。”
と言っているのだと理解しましたが、間違っているかもしれません。
上記資料はフェイスブックの【My Garden,My Fig. 我的花園,我的無花果】を参考にさせて頂いています。
世界的に有名なようですね!アラビア語のTwitter!
贅沢ないちじくのひとつ☘️
最近有名になったゴールデンリバーサイドイチジク
記載されているように、ラズベリーのフレーバーとキャラメル バターを使用したゴールデン リバー イチジク。熟すほど果実の甘さと素晴らしさが増します。
アメリカの有名な育苗業者でSNSの発信者【Figaholics】
英語のYouTubeは、「設定」➡「字幕」➡「自動翻訳」➡「日本語」で解りやすくなります!
このゴールデン リバーサイドは、かなり長い間このように呼ばれてきました。UC リバーサイドで開発されたイチジクですが、正式な名前は付けられていませんが、UCR 278-128 として指定されています。 生産者のロバートがイチジクを持っていて、ゴールデンリバーサイドかもしれないと思っていた名前を知らなかったのですが、その名前を使い始め、シアトルの友人のベンによってさらに広まりました. もう一方のイチジクは最近、ロバートのゴールデン レインボーと名付けられました。これも比較しようとしています。 UCR 278-128 は、非常に甘くてジューシーな非常に大きな果実を生産します。