シノニム: Scott’s Yellow, Scotts Yellow, Brandy, LSU Brandy. LSU Scotts Yellow, Gold Gloria (Asia)
夏秋兼用品種
果実の大きさ:20g
果皮:黄緑~黄色
果肉:琥珀色~赤みがかった琥珀色
耐寒性ゾーン:7B~(-14.9~-12.2度以南)(北海道南部一部、東北から関東の山間部)
目:閉じている
原産国:アメリカルイジアナ州
LSUシリーズのイチジクは、Louisiana State University(ルイジアナ州立大学)で、LSU AgCenterのイチジク育種プログラムによって、Ed O’Rourk(エド・オルーク)博士によって南部の気候向け交雑されたものです。
LSUの品種には公式なものと非公式なものがありますが、この品種は非公式なもので、ハニー系イチジクとして公式品種の候補だったようですが最終的には公式品種には、LSU Champagneが選ばれたようです。
特徴・味・耐寒性・栽培
- 果実は、20gほどで、果皮は黄緑~黄色で、果肉は琥珀色~赤みがかった琥珀色です。
- 味は、濃厚で甘くメロンとハチミツのマイルドな風味があります。
- 耐寒性:やや強 耐寒性ゾーン:7B~(-14.9~-12.2度以南)(北海道南部一部、東北から関東の山間部)
- 目が閉じていて雨、湿気、害虫に強い品種です。
- 生食はもちろん、甘さと風味を生かし乾燥させたり、保存食、ジャム、その他のレシピに使用したりできます。
- その甘い風味、耐病性、耐雨性、生産性の高さにより、家庭菜園家に人気の選択肢です。 庭で育てるユニークでおいしいイチジクを探しているなら、LSU Scott’s Yellow が最適です。
LSU Scott’s Yellowのシノニム(同義語)のLSU Brandy
LSU Brandyの名前が生まれた背景は、ルイジアナ州初期のイチジク栽培者兼販売者であるJames Robin(ジェームズ・ロビン)に由来します。
彼がイチジクの樹のラベルを紛失してしまい、最初はスコッツブラックだと思い、その後緑がかった黄色のイチジクの実がなるとスコッツイエローだと思い、最終的に孫娘の名前がBrandy(ブランディ)だったため、新しいタグとしてLSU Brandyと名付けられたということです。
また、LSU Brandy (not Scott Yellow) と LSU スコッツブラックは、同じと言われています。
LSU Scott’s Yellow (Brandy) Fig Main Crop
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イチジク畑のLSUスコッツイエロー
【2023/11/24】
2022年春に挿し木をして、その年の秋に地植えした苗ですが、1年たっても40cmほどで、LSUシリーズは、コンパクトな品種の為思ったより成長が遅く来年実を付けるか心配です。