Mei Li Ya Fig (メイリーヤー イチジク)

Mei Li Ya

シノニム: Golden Riverside(UCR 278-128), 美利亞,A134(美利亞),金色河畔,(Jin Ao Fen,Orphan,Deannaとは、別品種)
夏秋兼用品種
果実の大きさ:100g
果皮:黄緑
果肉:琥珀色
耐寒性ゾーン:7A~(-17.7~-15.0度以南)(北海道南部~)
原産国:アメリカ

Mei Li Yaは、1998年にゴールデンリバーサイド(UCR278-128)が、カリフォルニアからに山東森林科学研究所に導入され、育成番号:A134で研究され、その時の資料には【美利亞MeiLiYa(A134)】と名前が記されていました。

中国では、大人気のイチジクですが、“美利亞”、“金色河畔”、育生番号のA134に由来した“A134(美利亞)”などと呼ばれています。

特徴・味・耐寒性

  • 果実は大きく100gを超えるものもあり、果皮は黄緑、果肉は琥珀色です。
    ※259gの重さの報告も!
  • 味は、非常に甘くてねっとりとして食べ応えがあり、ジューシーでわずかにベリーのような後味のするハニータイプのイチジクです。
  • その量と質の高さから中国およびアジア諸国では絶大な人気があります。
  • 耐寒性:強 7A~(-17.7~-15.0度以南)(北海道南部~)
  • 5裂葉が主で、大きくて美味しく、非常に樹勢が強く耐寒性もあり、豊産性なので、家庭菜園と商業果樹園の両方に最適です。
  • 生で食べるのが一番と言われ、その量と質の高さから中国では絶大な人気を誇っています。

Mei Li Ya =Golden Riverside(UCR 278-128)≠Jin Ao Fen

アジア諸国で最も広く栽培されているイチジク品種の 1 つであるMei Li Yaを、インターネット上でそれに関することを見つけるのは、かなり難しいことです。

Mei Li Yaの名前では、アメリカのebayやマレーシアの【Fig Tree Garden, Penang】【NCS Figs Garden】などで販売されていますが、ほとんどは美利亞,A134(美利亞),金色河畔などの名前で紹介されています。

Mei Li Yaは、山東森林科学研究所が北部低温によるイチジクの冷たい耐性への影響を研究するために、1998年にカリフォルニアからGolden Riverside(UCR 278-128)を導入し、その時に育成番号A134で研究された品種になります。

当時の資料には、【美利亞MeiLiYa(A134)】と名前が付けられていました。

山東森林科学研究所の1998年資料
山東森林科学研究所の1998年資料

以上のことから、Mei Li YaとGolden Riverside(UCR 278-128)は、同じ品種であることがわかります。

Jin Ao Fen(米国名Orphan,Deanna)と同じという方もいますが、上の資料の中にMei Li Yaとは、別にOrphanの名前がありますので2品種は違うものと思われます。

すなわち、

Mei Li Ya =Golden Riverside(UCR 278-128)≠Jin Ao Fen(Orphan)

となります!

上記の件は、【My Garden,My Fig. 我的花園,我的無花果】がGolden RiversideをBen’s Golden Riverside(Golden Rainbow)と間違えて販売してしまい、その上販売したGolden Riversideが美利亞,MeiLiYa,(A134)と同じことが新たに判明したとのことです。

そして、

“以前、Golden Riversideの苗・穂木を買った人は、メッセージを送っていただければ、本当のBen’s Golden Riverside(Golden Rainbow)を割り引きします、もちろん以前買ったolden Riversideの返品はしなくても大丈夫です。”

と言っているのだと理解しましたが、間違っているかもしれません。

上記資料はフェイスブックの【My Garden,My Fig. 我的花園,我的無花果】を参考にさせて頂いています。

マレーシアの【Fig Tree Garden, Penang】でMei Li Yaで販売!

イチジク畑のMei Li Ya Fig (メイリーヤー イチジク)

Mei Li Ya

【2023/4/27】
地植えにして1年で70cmほどに成長したので、3月中旬に強剪定して1か月ほどで、特徴的な3裂葉と5裂葉が展開してきました。