Thrakis Aspra(トラキス アスプラ)

Thrakis Aspra(トラキス アスプラ)

シノニム: –
夏果・秋果?
果実の大きさ:80g
果皮:黄緑
果肉:ダークレッド
耐寒性ゾーン:6A~(-23.2~-20.6度)(北海道の一部・長野・岐阜の一部地域)
原産国:ギリシャ

“Thrakis Aspra”の産地は、ギリシア最北端のThraki地方なあるロドピ山脈(Rodopi mountain range)です。

ロドピ山脈“Rodopi mountain range”(ギリシア東部からブルガリア南部への国境沿いに広がる全長289kmの山脈で平均標高は896m)は、冬には‐20度以下になる寒冷地で、“Thrakis Aspra”は、そこで成長し実を結ぶ、非常に耐寒性に優れたイチジクの品種と言えます。

「トラキス・アスプラ」とは、ロドピ山脈の大部分が位置する地域であるトラキ産の白いイチジクと訳されます。

特徴・味・耐寒性

  • 果実は大きく80gほどで、果皮は黄緑、果肉は深紅の白イチジクです。
  • 味は、甘みがあふれていて、肉厚でとても心地よい食感をもっているおいしい大粒の品種です。
  • 耐寒性:超強 耐寒性ゾーン:6A~(-23.2~-20.6度)(北海道の一部・長野・岐阜の一部地域)
    ※イチジクの中でもトップクラスの耐寒性を持っています。
  • 樹勢も強く、寒冷地~暖地まで栽培可能で、病気・害虫にも強いので家庭菜園におすすめです。

耐寒性-20度は、東北でも地植え可能!

イチジク畑のThrakis Aspra

【2021年4月24日】
Thrakis Mavra・Thrakis Aspra・Zarpoutines・Vasilika Aspraの挿し穂が到着。

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【2021年6月19日】
ビニール袋に挿し木して十分に根が出てきたので、ポリポットに移しかえ!

Thrakis Aspra

【2023/4/27】
2021/9/中旬に地植えした苗が70cmほどに成長したので、3月中旬に強剪定をおこなってから、1か月強で、特徴的な柔らかみのある3裂葉と1枚葉が10枚ほど展開し始めました。