Vincenzo(ヴィンチェンツォ)

Vincenzo

シノニム: Aldo,palermo
夏秋兼用品種
果実の大きさ:夏果50g 秋果30g
果皮:夏果 ごく暗い紫みの赤・秋果 黒紫に白い斑点
果肉:少し赤い琥珀色
目:閉じている
耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道南部~沖縄より北)
原産国:イタリア?

名前が似ていますが、San Vincenzo figとは違う品種になります。

2018年のシアトルのイチジク愛好家Ben氏が選んだ秋果トップ10の3位にランクインした人気品種で、日本での流通はごく少なく、世界的にも入手が難しい品種です。
Ben氏は、夏果も美味しく“この世のものとは思えないほどの味”と絶賛しています。

特徴・味・耐寒性

  • 果実は、夏果50g・秋果30gほどの中程度の大きさで、果皮は夏果は、艶やかなバーガンディカラー(ごく暗い紫みの赤)で秋果は黒紫に白い斑点があり、果肉は少し赤みのある琥珀色です。
  • 味は、熟すとシロップのような蜜が目から滴り、夏果はジューシーでメロン風味のマイルドな甘さがあり、秋果は驚異的な蜂蜜ジャムのようです。
  • 2018年のシアトルのイチジク愛好家Ben氏が選んだ秋果トップ10の3位にランクインしています。
  • 耐寒性:強 耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道南部~沖縄より北)
  • 目が閉じているので、雨、湿気にも耐性があります。
  • 病害虫にも強く育てやすい品種です。

シアトルのイチジク愛好家でSNSの発信者Ben氏

イチジク畑のVincenzo(ヴィンチェンツォ)

【2023/5/25】
樹高40cmほどで、少し切れ込みの強い3裂葉・5裂葉ですが、成長とともに特徴的な葉が出てくると思います。梅雨までには地植えにする予定です。

【2023/7/20】
地植えにして1か月ほど、切れ込みの深い3裂葉、5裂葉でしたが、Vincenzoらしい浅い切れ込みの丸みのある3裂葉、5裂葉も展葉してきました。苗が幼いときは葉の形が少し違っても、成長とともに特徴的な葉に変わっていきます。