ホワイト・プロリフィック White Prolific

ホワイト・プロリフィック

シノニム:-
夏秋兼用品種
果実の大きさ:60~80g
果皮:薄茶色
果肉:ピンク
耐寒性ゾーン:8B~(-9.3~-6.7度以南)(東北太平洋沿岸・関東~四国・九州山間部)
耐雨性:弱い
原産地:イギリス(Burnley)

100年ほど前にイギリスで栽培されていた品種です。

  • 果実は、60~80gの中程度の大きさで、果皮は黄色~薄茶色で果肉はピンク色です。
  • 味は、甘くてジューシーで蜂蜜のような風味が特徴です。
  • 耐寒性:普通 耐寒性ゾーン:8B~(-9.3~-6.7度以南)(東北太平洋沿岸・関東~四国・九州山間部)
  • 耐雨性:弱い 収穫前に雨が降ると大きく割れてしまいます。
  • 豊産生で収穫期が長く、果肉が甘く、種が少ないため、人気があります。

White Prolific(figs4funより)

1896 年にBurnleyで栽培されているとしてBarracloughによってリストに記載されました。1909 年から 1913 年のGoodman’s Fruit Catalogueで販売されました

ホワイト・プロリフィックとビオレ・ソリウスの収穫

イチジク畑のホワイト・プロリフィック

ホワイト・プロリフィック

【2023/8/16】
2021/7月にLA FRUTAにて2年生の苗を購入後、地植して2年で高さ1mほどの一文字仕立てで栽培しています。
豊産生の為たくさんの果実を実らせていて、一つだけ熟したものがあったので、今年最初の収穫をして、アイキャッチ画像に使用しました。
味は、クセがなくフルーティでジューシーな感じで、そのまま食べても、またサラダなどに入れても美味しくいただけそうです。

【2023/9/22】
秋果の最初の収穫から1か月以上たちますが、まだ順調に果実を付けています。
イチジク畑のホワイト・プロリフィックの秋果の平均的な大きさで、重さを量ってみましたが51.8gで食べ応えのあるサイズです。

【2023/10/4】
通常はそのまま収穫することができますが、耐雨性が弱く雨が降ると画像のように大きく割れてしまうので、蟻の防除も兼ねて不織布の袋をかけ防いでいます。

【2023/10/7】
少し目が開きかけていますが、少し大きめの果実(57.7g)があったので収穫!
果皮に少し亀裂が生じて美味しそうなのでナイフで切って見ると熟した赤い琥珀色の果肉がみずみずしく、味はシードクランチは少なく滑らかな味わいで、フルーティで蜂蜜のような甘さが感じられました。