De la Reina Fig(デ・ラ・レイナ イチジク)

De la Reina

シノニム: De la Reina MP,DLR,SMN092IB
夏秋兼用品種
果実の大きさ:中60g
果皮:濃い紫で熟すと亀裂
果肉:淡い赤色
耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道以南~沖縄より北)
耐雨性:あり
原産国:スペイン

De la Reina(デ・ラ・レイナ)は、スペインのバレアレス諸島のMallorcan(マヨルカ)島のもの【De la Reina(MP)】とMalaga(マラガ県)のものがありますが、まったく違う品種で、通常は、【De la Reina(MP)】のことを言います。
※最後についている(MP)は、Montserrat Pons氏の略称です。

特徴・味・耐寒性

  • 果実は60gほどの中くらいのサイズで、果皮は外側が薄い黄色から始まり、目に近づくにつれて濃い紫色に変化し、完熟すると全体が黒に近い濃い紫になり亀裂が生じます。果肉は淡い赤色です。
  • 味は、シードクランチは中くらいで、強烈な甘いベリーの風味があり、ストロベリー味のシュガーボムと表現する人もいます。
  • スペイン語で、“De la Reina”は、「女王の」という意味で、生産者から非常に高く評価されていることがわかります。
  • 非常に濃い色の美しい品種で、イチジク愛好家のコレクションのTop10の上位にランクインされています。
  • 耐寒性:強 耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道以南~沖縄より北)
  • 果実は、6月下旬にブレバ(夏果)の成熟が始まり、8月下旬から10月初旬に秋果が成熟し始め収穫ができます。
  • 目が開いていないので、雨や露に強いと考えられます。

この品種は、Martinenca Rimada・Bordissot Negra Rimada・Col de Damaシリーズなどを広めたイチジク研究家のスペインのバレアレス諸島・マヨルカ島のモンセラート・ポンス・イ・ボスカナのコレクションの一つです。

有名な育苗業者でSNSの発信者【Figaholics】氏

英語のYouTubeは、「設定」➡「字幕」➡「自動翻訳」➡「日本語」で解りやすくなります!

デ・ラ・レイナは私たちのために生産するのが遅かったのですが、今では市場への輸送に適した皮を持つ素晴らしいイチジクを豊富に生産しています。

イチジク畑のDe la Reina (デ・ラ・レイナ)