Raspberry Latte(ラズベリー ラテ)

Raspberry Latte(ラズベリー ラテ)
Raspberry Latte(ラズベリー ラテ)

シノニム: –
秋果専用品種(夏果ブレバあり)
果実の大きさ:40g
果皮:濃い紫
果肉:濃い赤
耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道南部~沖縄より北)
原産国:アメリカ

この品種は、カリフォルニアのエンカント農場(Encanto Farms Nursery)のジョン・バーディック(Jon Verdick)氏がコーヒーの木の近くで発見し、ラズベリーの風味がすることから、Raspberry Latteと名付けられたというストーリーを持つイチジクです。

特徴・味・耐寒性・栽培

  • 果実は、40gほどの中サイズで、果皮は非常に独特で深みのあるワインのような色をしており、果肉は深紅です。
  • 味は、かなり強いベリーの風味、適度な甘さと少しの酸味、ジャムのような食感、わずかな種の歯ごたえがあり、大変美味しくコレクションのトップ5に入っていると言う愛好家もいます。
  • 耐寒性:強 耐寒性ゾーン:7A-10B(-17.7~4.4度)(北海道南部~沖縄より北)
  • 樹勢は強く、葉には特徴があり、一部が深く5つに分裂した葉であるのに、一方で別の枝は単一の裂片の葉 (すなわち、桑型の葉)を持つ可能性があるという点で興味深いです。(YouTube2番目参照!)
  • この木は実を結ぶまでに少なくとも 2 ~ 3 年は必要だと思いますが、実を結ぶまで待つ価値は十分あるとの声が多いです。(約 4 年かかった人も!)

Raspberry Latteの特徴的な切れ込みの深い5裂葉とスペード型の葉

Raspberry Latteの特徴的な切れ込みの深い5裂葉とスペード型の葉

世界のイチジク愛好家の声

イチジク愛好家A
イチジク愛好家A

とても美味しかったです。この品種は私のトップ 5 に入っています。ここ数年、たくさんのイチジクを味わってきました。ブラックマデイラを思い出します。

イチジク愛好家B
イチジク愛好家B

目がきゅっと締まっており、ヴィオレット・ド・ボルドーに似た独特の風味があり、木が成熟するにつれて、その風味は非常に良くなると思います。

イチジク愛好家C
イチジク愛好家C

良い作物を生産する前に定着するのに時間がかかるようです。がっかりしないでください。待つ価値があります。

特徴(最初)・葉の形(2番目)の動画

ラズベリーラテはとてもユニークなイチジクです。 樹木には異常な成長習性があり、果実は非常に独特で深みのあるワインのような色をしており、通常、最初の 1 ~ 2 年は恥ずかしがり屋です。 春の終わりにつまんで以来、私の木はイチジクの生産で爆発しました. その果実は中くらいの大きさで、目がきゅっと締まっており、ヴィオレット・ド・ボルドーに似た独特の風味があり、私の気候では湿気や分裂に対する非常に優れた耐性があります。 これは、生育期間が中程度から長い東海岸の栽培者にとって傑出したイチジクになると思います。また、木が年月を経て成熟するにつれて、その風味は非常に良くなると思います.

アリゾナ州フェニックスの庭 (9B) で、2 年前に 1 ガロンのサイズで地面に植えられたラズベリー ラテ イチジクの木を試飲しました。

イチジク畑のRaspberry Latte(ラズベリー ラテ)

【2022/4/17】
挿し木2年目の苗を梅雨のはじめには、畑に地植えしたいと思っています。
梅雨前に地植えすると苗が急成長しやすく、水やりの必要がないので3月までに植えられなかった苗は、梅雨のはじめに植えるようにしています。

【2023/4/17】
80cmほどに成長し、強剪定し4本ほど挿し穂を取った苗から、Raspberry Latteの特徴的な5裂葉、1裂葉(スペード)が展開し始めています。
日本では、葉の切れ込みの強い海外品種のものと切れ込みの浅い丸みを帯びた国内品種の2品種が流通しているようですが、後者の方かもしれません。

【2023/9/6】
地植えして1年3か月ほどで、次々と秋果が付いてきています。
温暖化で大きな台風が次から次へとできているので、実が落ちないかと心配です。