Blanche de Deux Saison=Alma JP

Blanche de Deux Saisons

シノニム: BDDS
夏秋兼用品種
果実の大きさ:40g
果皮:黄緑
果肉:赤~深紅
耐寒性ゾーン:7A~(-17.7~-15.0度以南)(北海道南部~)
Family:Adriatic(アドリア海の仲間)
原産国:フランス

Blanche de Deux Saisons は フランス原産で、1800年代に発見され、以来、世界中で栽培されています。

日本では、世界の珍しいイチジク苗を販売している趣味のグループの【Lynx Fruit】が、2010年にルイジアナDurio Nursery社より導入した品種ですが、間違って“Alma”と名前が付けられたため、2023年まで、アルマとして流通していました。

  • 果実は、40gほどの中くらいの大きさで、果皮は黄緑色で、果肉は赤~深紅です。
  • 味は、糖度が高く、濃厚な甘みと非常に素晴らしいベリーとイチジク独特の風味を楽しめます。
  • 耐寒性:強 耐寒性ゾーン:7A~(-17.7~-15.0度以南)(北海道南部~)
  • 丈夫で、耐寒性があり、おいしく生産性が高いことから家庭栽培でも人気のある品種です。

【Fig Boss】のRoss Raddi 非常に高く評価!

Blanche de Deux Saisons(BDDS) は、故Michael Graceのお気に入りでした。彼は亡くなるまでバージニア州で商業栽培者を務めていました。彼は当時、地元のレストランにイチジクを販売し、地元住民に 1,000 本以上のイチジクの木を販売しました。彼と何度か電話で話した後、彼とレストランが最も望んでいるイチジクはBDDSと Coll de Damasだと言いました。

外観から、写真を見ると、市販のイチジクのホワイト アドリアティックによく似ていることがわかります。確かに、生産量の多さ、成熟期間、その他の生育特性がよく似たこのカテゴリーのイチジクに属しますが、数シーズン栽培した後、BDDS の食感は他のアドリア海のイチジクとは異なります。むしろColl de Damaに近いと思います。 BDDS の食感と風味は、Coll de Damas のねっとりとしたジャムと食感に匹敵します。私はこれらの木を何本か持っていますが、私は個人的にそれを非常に高く評価しており、マイケルも同じように評価した理由がわかります。

ルイジアナDurio Nursery社より導入した品種ですが、間違って“Alma”と名前が付けられたため、2023年まで、アルマとして流通していました。

現在は、正式な“Alma”と区別するため“Blanche de Deux Saisons”は“Alma JP”など“国内版アルマ”などの名称でフリマサイトなどで取引されています。

ただし、“Alma JP”と“Blanche de Deux Saisons”が同じ品種であるかどうかはまだ結論が出せないので、果実、葉などから検証していきたいと思っています。

美しい赤色に感激!

濃厚ベリー系!めっちゃ美味いです!

【Fig Boss】のRoss Raddi 

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これは、ほとんどのイチジク愛好家が「アドリア」タイプと考えるものに分類されるフランスの品種です。 グリーンイスキアに非常に似ており、世界中で多くの名前で見られます。 このタイプの下には常に緑色の皮と深い暗赤色の内部があります。 とてもおいしいですが、遅く、雨にはよく耐えますが、裂けにくいです。

イチジク畑のBlanche de Deux Saisons(Alma JP)

Blanche de Deux Saisons(Alma JP)

【2023/4/29】
春先に剪定したAlma JPから、特徴的な3裂葉が展葉しています。果実が実ればBlanche de Deux Saisonsとの検証をしてみたいと思っています。