Brogiotto Nero(ブロジオット ネロ)

Brogiotto Nero

シノニム: Barnissotte, Brogiotto Fiorentino, Nero, Barnisotte, Barnisotte Noire, Bourjansoto, Bourjassoto, Grosse Bourjassotte, Grosse figue Barnissoto
夏秋兼用品種
果実の大きさ:60g
果皮:黒に近い濃い青紫色
果肉:赤~深紅の琥珀色
耐寒性ゾーン:7B~(-14.9~-12.2度以南)(北海道南部、東北~関東の山間部)
Family:Bourjassotte Noire
原産国:イタリア

Brogiotto Neroには、さまざまな品種が存在する可能性があります。イタリアでは、他の品種もBrogiotto Neroと呼ばれるため、少なくとも母樹の実と葉の写真を見て、品種を確認する必要があります。

Brogiotto Neroは、最終的なBelleclare Nurseryのタイプ付きリストの 1 つに記載されていたものとイタリアの有名なVannucci Pianteナーセリーから生まれたもの、また、ビオレソリエスの同義語との論議もあり、かなり複雑な品種名だと理解していた方が良いと思います。
※Vannucci Pianteナーセリーの品種は“Fig Brogiotto Nero Nort (N)”と呼ばれています。

特徴・味・耐寒性・栽培

  • 果実は、60gほどの中くらいの大きさで、果皮は黒に近い濃い青紫色で、果肉は赤~深紅の琥珀色です。
  • 味は、濃厚で甘い果肉を持ち、風味が非常に優れています。
    ※とにかくとても美味しかったとの声もあります。
  • 耐寒性:やや強 耐寒性ゾーン:7B~(-14.9~-12.2度以南)(北海道南部、東北~関東の山間部)
  • 美味しく寒さにも湿気にも強く、元気で育てやすいので家庭菜園におすすめです。

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このイタリアの品種は、コレクター/保存者であるパオロ ベッローニの株で、別のコレクターから私に分けてもらいました。 これはブルジャソット・ノワール(ビオレソリエス)の同義語であると報告されていますが、それほどオブラートではなく、私には違うように思えます。 大きなイチジクで、これらの果物は適度に甘く、中程度から強烈なベリーの風味とジャムのような食感がありました。

イチジク畑のBrogiotto Nero

Brogiotto Nero

【2023/6/17】
4月22日の挿し木が展葉して根も出てきたので、液肥を与えて1週間ほどになります。もう少ししたら鉢に植え替える予定です。
Brogiotto Nero、ビオレソリエスともに少し切れ込みの深い5裂葉なので、判断が難しい感じです。